制作者コメント

制作順

同時進行

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月音

今から『きみの青を写す』の対談を始めます。じゃあ、まずは制作のきっかけから。

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しらたま

制作のきっかけは、ネモフィラ畑を一緒に見に行ったことだったよね〜。

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月音

そうそう。私の幼馴染と3人で行ったやつ。そこで幼馴染が推しの自作ぬいに、 ネモフィラの編み飾りのついた帽子被せてて、かわい〜!ってなって。その様子を見て 『ネモフィラ』と『推し活』をテーマに作品をつくろうって話になったんだよね。
アクセサリーのネモフィラをかぎ針編みで作ったのも、完全に幼馴染の影響だし……。でも、 幼馴染は毛糸で編んでたけど、私はイヤリングにするからって、結局刺繍糸を……。

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しらたま

大変そうだった。たぶん私細かすぎて目が痛くなっちゃう…。
イラストの方はネモフィラと服を青にしようとしてたから明るめの髪の女の子に なっちゃったんだよね。ヘアアレンジとか絶対明るい性格の子がするものにしちゃった…。

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月音

そうそう。私は最初、物語を書いた時は、推しのぬいから元気をもらう五月病ぎみの女の子を 主人公にしてたんだけど、しらたまの描いたイラストを見て、この子は絶対五月病にはなってねぇ! って(笑)。書き直しちゃった。

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しらたま

申し訳ない…。ツインテくるくるのかわいい女の子が描きたかったんや…!

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月音

そまぁ、そういうこともある。

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しらたま

それでいざ印刷するってなった時、サイズどうするかとかで結構試行錯誤してやったなぁ。

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月音

何に印刷するかとかも。透明印刷大変だった……。白インクとかいう大きなトラップ。 白の部分が透過するし、他の色も薄くなるから、最初に白印刷が必要なんだよね。 最終的に、イラストを厚紙に印刷して切り絵にするという力技を披露するという(笑)。

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しらたま

細かい作業全部お願いしてる(笑)。

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月音

背景にしたネモフィラの写真の加工も、色味とか結構気を使ったよね。

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しらたま

してた。物語の流れで思い出の中の記憶みたいな感じにしたいって話してこの色味になったね背景。 2人でやると気になるとこがいっぱい出てきてたわ。

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月音

どうしても矛盾とか生まれるしね。仕方ない。
そろそろ好きなとこも言っとく?このままだと大変だったことしかわからないよ(笑)。

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しらたま

確かに(笑)。好きなとこはねぇ〜…アクセサリーをイラストに着けてるように見える感じに したとこかな。ここまで大きいサイズの用紙にアクセサリー挟むことないもん。

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月音

そうね。台紙、手のひらよりも大きい。もうこれ、完全に一点ものの作品のたぐいですよ。
台紙のサイズをうまいこと小さくすれば白版の印刷をしてくれる印刷会社さんもあったから、 次もっと効率的に作業するならサイズの見直しから必要かもね。

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しらたま

そうやね。
これ以上は長くなりそうなんでそろそろ対談終わりにしますか。ありがとうございました。

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月音

結局反省点ばっかになっちゃった(笑)。ありがとうございました〜!